機会があり観世会館で能の「鵺(ぬえ)」を見ました。
鵺は、サルの顔、タヌキの胴体、トラの手足を持ち、ヘビの尾を持つという恐ろしい伝説の生き物です。
鵺について調べていると、観世会館のすぐ近く三条東山の「大将軍神社」という神社にかつて鵺が住んでたという伝説があるのが分かりました。これも何かの縁かと、帰りに神社に寄ってみました。
かつてこの付近は鵺の森と呼ばれたそうで、本殿横には樹齢800年という大きなイチョウがそびえています。
もしかすると、鵺に会えるかとも思いましたが、鵺はおらず、代わりに蚊にいっぱいかまれました。
鵺・・・昔見た横溝正史の映画で「今夜は鵺が恐ろしい」という岩下志麻さんのセリフがあったのを思い出しました。舞台は隠岐だったように思います。「獄門島」かなぁ・・・。鵺・・・ちゃんと漢字に変換出来るのもびっくり!
>野の花さん
鵺、夜の鳥と書くのに鳥じゃないというのも不気味ですね。京都も昔と違って夜が明るくなり、妖怪が減って住みやすい街になりました。でも、出番がないだけでどこかに潜んでるのかもしれませんが。^^;
鵺…。
妖怪ではありませんが、実際に鵺という名前の鳥はいます。
トラツグミの一種だったかと。
わたしも鵺がらみの塚や神社を巡りました。
HNが『ぬえ』なだけに(笑)
妖獣鵺は大阪港の紋章のデザインとしても採用されており、大阪港振興協会よりグッズ(タイピン、ブローチ、カフスボタン、札入れ等)も販売されています。