昨日の雨模様が今朝はいい天気になりました。風が吹くと落ち葉が舞い降
り、ドングリがパラパラと落ちてきます。幾分か色付き始めた木々もあり
ます。
写真はねねの道から高台寺参道を覗いた様子。夜間はライトアップも行わ
れています。
いい天気と思ってたら、急に雨が降ってきました。通り雨でしょうかね。
月別: 2009年10月
北野天満宮にまつわる2つの話
今日は25日で北野天満宮の縁日です。
近所に用事があり、ついでにお参りしてきたのですが、今日の新聞に、天神さんがらみで2つの記事が載ってました。
1、直江兼続が天神さんの屋根の葺き替えに際して百石(黄金2枚相当)を寄進したとのこと。故郷の越後国の一部が室町時代に北野天満宮の領地だったためかと推測されていますが、さすが文武を兼ね備えた人ですね~。
2、室町時代京都市内には酒蔵が多数あり、北野天満宮が管理をしていた。当時の出土品に底に穴のあいた甕が多数あり、その理由としては、酒蔵の勢力を恐れた幕府や寺社勢力が、酒蔵を叩いた名残とのこと。
「天神さん=学問の神様」との一般的なイメージですが、まだまだ知らない歴史があります。
龍安寺石庭 工事中です
時代祭と鞍馬の火祭情報
毎年10/22は「時代祭」と「鞍馬の火祭」が行われます。
観光のための情報記します。
まず、時代祭。
お薦め見所スポットは、「京都御苑」。12:00頃に行列がスタートします。行列が動き出すと御苑内での移動が難しくなるので、12時前には現地に着いておきましょう。
次に、鞍馬の火祭。
18:00頃に松明が点火されます。20:00頃に盛り上がりますが、長居して遅くなると帰りが大変なので、見学は18時~20時頃がお薦め。混雑を考えると18時までに現地に着くのが安心です。
このお祭り、見学場所が難しいですが、鞍馬寺の山門前から見学の列がループするので、ループの折り返し地点より奥(道をまっすぐに進んだ、鞍馬温泉側)がお薦めです。ただし、混雑する前に行かないと、折り返し地点の奥には入れないかもしれないので注意。
あと、注意事項として、着物での鑑賞は絶対に止めたほうがいいです。火の粉、灰が大量に降りかかります。洗える着物でも、ポリエステルは火の粉で穴が開く可能性があるので要注意。洋服でも白は汚れが目立つので止めましょう。靴も。私は、去年2008年に見に行きましたが、雨が降って皆どろどろ状態でした。私は雨合羽があったお陰で、助かりました。もし雨なら雨合羽は必携です。
ところで、この鞍馬の火祭り、外国人観光者率が異常に高い。昨年は、30%はあったと思います。日本人には(というか京都人にすら)あまり知られていない印象です。京都にしては珍しく「盛り上がる系」のお祭りですので、時間のある方は是非行きましょう。ちょっと不便ですが、行く価値があります。
宮本武蔵決戦の地
詩仙堂
円光寺へ
曼殊院に到着
曼殊院へ向かう
餃子の王将1号店
京都が誇る大衆中華「餃子の王将」1号店が復活したので行ってきました。
立派な石碑まで作られています。四条大宮、ここが発祥の地だそうです。中学、高校時代、そういえばこの四条大宮の王将で食べたものです。懐かしい。再開発のためか、いつの間にか店がなくなっていたのですが、立派になってオープンです。
最近の全国的な王将人気、すごいですね。私が訪れたときも行列が出来ていました。
餃子2人前+天津飯+生ビールを注文。うまい!
1階のカウンターで食べましたが、厨房が眺められて面白いです。新装オープンで気合が入ってるのか、料理人さんが生き生きしてます。活気があって、本場中国の食堂の雰囲気に負けていません。
さて、天津飯にまつわる思い出。
天津飯といえば、かに玉、御飯にあんかけです。このあんかけ、京都や関西圏では「出汁と醤油で味付けしたあんかけ」です。ところが東京の中華店では「ケチャップ味のあんかけ」が主流。醤油系あんかけに馴染んだ身としては、ケチャップ味は正直う~んだったのですが、東京で数少ない醤油系のあんかけを食べさせてくれる店が「王将」でした。やはり京都由来の店だからなのか。ささやかに嬉しかったのを覚えています。(ただ王将の中にも、一部味付けが違う店もあるのでご注意)